サンローランが衣装を手掛けたバレエ「ノートルダム・ド・パリ」
牧阿佐美バレエ団は、6月11日と12日に、仏のバレエ振付家である故ローラン・プティによる「ノートルダム・ドパリ」を東京文化会館で上演する予定です。この演目は、1965年にパリ・オペラ座で初演され、衣装はイヴ・サンローランが手掛けています。今回の公演でも、サンローランによる衣装を楽しむことができます。65年には、サンローランがアイコンの一つであるモンドリアンルックを発表しました。 イヴ・サンローラン 「ノートルダム・ド・パリ」でも、モンドリアンルックが兵士の衣装などに採用されており、色鮮やかな衣装は見所の一つとなっています。音楽は、映画「アラビアのロレンス」なども手掛けた仏の作曲家である故モーリス・ジャールが担当しています。プティは、ジャン・コクトーやパブロ・ピカソとも親交があったということもあり、同時代の芸術家たちの粋を集めた演目となっています。
「ノートルダム・ド・パリ」の主役であるカジモドを演じるのは、パリ・オペラ座バレエ団エトワールのステファン・ビュリオンと、 イヴ・サンローラン 牧阿佐美バレエ団の菊池研。エスメラルダを演じるのは、ローマ歌劇場エトワールのスザンナ・サルヴィと、牧阿佐美バレエ団の青山季可です。チケットは全席指定で、2000円から購入できます。11日のS席は1万3000円、12日のS席は1万5000円です。また、ローラン・プティの母親であるローズ・レペットは、バレエシューズやダンス用品「レペット」の創業者です。【関連記事】: 日本有名ブランドコピー
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